ホタルイカのわたで肝臓脂質低減! [健康]
ホタルイカのわた(内蔵)に肝臓脂質を低減する成分が含まれていることがわかった。
富山短大の竹内教授らの実験で明らかになった。
竹内教授らは2011年から、ラットにホタルイカのわたを粉末にしたものを餌に加え2週間後に通常の餌を摂取したラットと肝臓脂質の値を比較した。結果、餌にワタを加えたラットのほうが肝臓脂質が25%減少していることがわかった。スルメイカの場合も同様の結果が得られた。
今月からは成人男性に6,7匹/日のホタルイカを摂取した場合のデータ観察を始めた。
生で食べた場合は食中毒の危険性があるため加熱調理したものの摂取を進めている。
日本国内で肝脂肪の人数は1000万人を超えると言われている。同教授は今後、成分の特定化を目指し医薬品や機能性食品の開発に繋げたいとしている。