淡路島地震は未知の断層が原因? [時事ネタ]
13日未明に淡路島付近で発生したM6.3の地震は、これまで知られていない新たな断層が引き起こした事が原因ではないかとの見解を政府・地震調査委員会が示した。
観測データや資料を元に検討した結果、余震の分布などから、今回の地震を引き起こした断層は淡路島の中央を南北に走る長さ10キロメートルの断層で未知の断層であった。この断層は逆断層型で互いの断層が圧縮される形。
近くには先山断層帯があるが今回とは無関係の可能性が高い。
今回の地震は阪神大震災(M7.3)の原因である野島断層の南側で発生した。これは同大地震が関係しているのは明らからしい。同地震の影響で周辺に歪が溜まり引き起こったとして、広い意味での余震とする見方もある。
今回の地震で「南海トラフ」の危険性を論じるのは困難との見解を示した。