ふたご座流星群 12/13ピーク 新月で好条件 [天文]
ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群の一つである。
本日は新月で月明かりは無くまた晴れた地域が多いため観測されやすい模様である。
そもそも流星群とはどんなものなのか?
太陽の廻りを周回している彗星が残したチリ(流星物質)の群れ(流星群)が帯状に連なっている状態(ダストトレイル)の中を地球が通り、そのチリが大気圏に入って上層大気の分子と衝突してプラズマ化したガスが発光する現象らしい。
流星物質は0.1mm以下のごく小さな塵のようなものから、数cm以上ある小石のようなものまで様々な大きさがある。
流星群はある一点(放射点)を中心として放射状に延びるのが特徴である。
今回は双子座が放射点である。放射点に近ければ経路は短く、遠ければ長くなるのが特徴。
双子座の他には、前述のペルシア座、獅子座、しぶんぎ座などが有名である。
観測には5〜10分では目が慣れないようである。30分〜1時間以上掛けて観測するのが国立天文台のオススメであるらしい。また街灯などが無い暗い場所が良いのは当然である。
結構冷え込むので防寒対策には気を遣いたい。