水深1万メートル超えで微生物が活発に活動! [生物]
海洋研究開発機構などの研究チームが、世界で最も深い海溝であるマリアナ海溝のチャレンジャー海溝に観測装置を投入した。海中や海底土の酸素濃度の測定に成功した。
今まで超深海では、高水圧や光や栄養素が乏しいいことから生物活動は乏しいと考えられていたが、推進6千メートルよりも有機物濃度が高く微生物が、活発に活動している事がわかった。
水深1万メートルを超える深海は1トン/平方センチの水圧がかかり調査は難航していた。
今回、超深海の圧力に耐える撮影機材と酸素濃度を計測するセンサーなどの計測装置を開発して、水深1万9百メートルと6千メートルの改訂を調査した。
その結果は、水深6千メートルでは魚類やエビ類などの大型生物が生息していた。
水深1万900メートルではナマコやゴカイなどの生物は僅かだったが海底土の酸素消費量や有機物の濃度を比較すると、水深6000メートルの6,7倍多く微生物の活動が活発であることが判明した。